
みどり活用科では、このような学習をします!
- 野菜の栽培や食品加工について学ぶことができます。
- 草花の生産やフラワーアレンジメントについて学ぶことができます。
- 森林管理やスマート林業について学ぶことができます。
- 測量や農業土木に関することを学ぶことができます。
1年時
- 「農業と環境」 トマトなどの野菜の栽培を通して、農業の基礎を学びます
- 「農業と情報」 農林業に必要なパソコン操作の基礎を学びます
- 「植物バイオテクノロジー」 農林業に活用されているバイオテクノロジーの基礎を学びます
2年時
- 「草花」 花壇苗や鉢花の生産について学びます
- 「野菜」 夏野菜や秋野菜の生産について学びます
- 「測量」 農林業で用いる測量技術について学びます
- 「森林科学」 森林管理や森林の仕組みについて学びます
3年時
- 「食品製造」 農産物を食品に加工する、6次産業化について学びます
- 「野菜」 露地野菜の生産や施設栽培について学びます
- 「園芸デザイン」 植物などを用いた室内の装飾やエクステリアについて学びます
- 「林産物利用」 木材加工やキノコ栽培など、森林資源の活用について学びます
- 「農業土木施工」 農業土木に関する施工技術の基礎を学びます
課題研究テーマ
みどり活用科では、野菜・草花・森林・生物学の4つのテーマを選び課題研究に取り組んでいます。
- ベニバナを活用した「花育活動」について
- 食用菊の生産に関する研究について「野菜」
- 蔵王山系オオシラビソの保護活動について
- 木工品を製作し、地域で活用する「木育活動」について
- 山菜の大量増殖について
- 乳酸菌の単離と利用について
- キノコを活用した新素材「マイコレザー」の研究
資格所得が可能な資格
みどり活用科では、資格取得にも力を入れています。
- 日本語ワープロ検定
- 情報処理技能検定(表計算)
- 小型車両系建設機械 特別教育
- 室内園芸装飾技能士
- フラワー装飾技能士
- 危険物取扱者
- 小型ボイラー取扱者
- 日本農業技術検定
- 農業ドローン技能検定
みどり活用科での学び

キノコの生産に関する実習
学校の演習林や実習室をフィールドにして、シイタケ・マイタケ・キクラゲ・エリンギほか多種多様のキノコの培養試験・生産・販売を行います。菌類の生態・しくみや森林資源の循環について学習し、広い視野で物事を捉える力を身につけます。

植物バイオに関する実習
植物の生産のしくみを理解し、培地作成や無菌操作など植物バイオに関する基礎的な知識を身につけます。植物の特徴に応じて適切な培地の選択したり、最適な培養方法を調査・検討するなど、課題に対して様々な方法でアプローチし解決に導く思考力を高めます。

食品加工に関する実習
学校で生産している果物・野菜を素材にした加工品の製造・販売を行い、生産→加工→販売の6次産業の流れを理解することができます。また、パンやジャム・みそ製造などの食品加工を行い、食品衛生・栄養成分表示についての知識の習得や、熱による反応・化学変化などの現象について五感を通して学ぶことができます。

森林管理に関する実習
刃物の研ぎ方から刈払機・チェーンソーの使い方・樹木の調査など、広大な演習林を教室にし、自然の中で学びに向かいます。林業など産業現場の最前線で働く技術者を講師に招き、専門的な技術指導を頂く機会を定期的に設けています。また、UAV(ドローン)を活用して演習林の空撮を行い、その画像データをもとに3Dマップ作成や林分の管理を行うなど、最先端の技術を取り入れた学習を行っています。

草花の生産に関する実習
年間を通して季節にあわせた草花の栽培を温室を中心に行っています。育てた草花は販売するだけでなく、近隣の学校や地域の企業や花壇への植栽活動を行っています。また、ハーバリウムやドライフラワーなどの制作も行い、それらを用いた地域交流活動も行っています。素早く丁寧に作業を進める技術や、交流活動を通した豊かな人間性が身についていきます。

野菜栽培に関する実習
露地栽培を中心に、野菜の播種・管理・収穫までの一連の流れを体系的に学んでいます。毎年様々な種類の野菜の栽培に挑戦し、効率的な作業方法を学びながら、実践的な知識を身につけています。収穫した野菜は近隣の地域へ向けて販売実習を行っています。